2011年5月31日火曜日

【連載企画第66回】金は売り時?買い時? vol.30


5.発生するCO2

天然鉱山(含有量5g/トン)より金を採掘し運送、
精製の過程を経て金1kgの塊を作るのに、
約60トンのCO2が発生すると言われております。

一方、
不要なジュエリーを原料としてリサイクル(精製)した場合、
同じ1kgの金を作るのに発生するCO2は約1.2トンで
すむということが確認されています。

不要なジュエリーをリサイクルすることは、
発生するCO2を実に50分の1に抑えることにもなるのです。

今国際的にCO2を削減しようという傾向がありますが、
その指導者たちはこの数字を是非再確認していただきたいものです。
山を削り穴を掘り、地球を壊していくよりかもずっと近くに、
“鉱山”はあるのです。



今まで、
金をリサイクルする意義を5つの視点から
遠回しにでもお話して参りました。

これらは筆者が経済産業省や材料・物質研究機構でも
お話した前置きに過ぎません。
ここよりすべての話をまとめてゆきたいと思います。

【連載企画第65回】金は売り時?買い時? vol.29


3.都市鉱山に眠る金

「都市鉱山」、「都市鉱山」と筆者はお話してきましたが、
どれほどのものなのでしょう。

金も含めて日本の都市鉱山を数字で見ていきたいと思います。
ここでも材料・物質研究機構の発表したデータを引用していきます。


特に金の数字に注目していただきたいのですが、
日本の都市鉱山に眠る金は世界の埋蔵量(42,000トン)の16%にあたる、
6,800トンもの量が存在することが解ります。

その他金属を見てもお解りの通り、
正に日本は世界でも有数な都市鉱山大国なのです。

この数字を見ると改めて痛感しますが携帯電話を57万台頑張って集めても22kg、
このことが問題の本質でないことがよく解ります。

原田氏の言葉を借りると、
「もっと効果が上がる方法は他にないか?」
こんなことを次の段階、
第二段階で我々は考えていかなければならないと思うのです。



4.日本のタンス預金

また、日本銀行の調査報告(2008年8月)によると
およそ30兆円がタンス預金として存在するといいます。

なんと銀行券の発行残高全体(約75兆円)の約4割を占める巨額です。
これは“貯蓄型”日本人を裏付ける数字です。

タンス預金は金融機関に預けられないために金利もつかず、
長期間になると金融システムから見ても現金の死蔵化となります。

この例からも解るように、
皆が皆“貯蓄”をしてしまうとお金が回らなくなり、
経済も立ちゆかなくなるのです。

【連載企画第64回】金は売り時?買い時? vol.28


2.工業用としての金

さて一言で金、
といってもその用途は無論宝飾だけではありません。

金は柔らかく、重く、光沢のある金色をしており、
展延性が非常に高い金属であります。

その展性を活かしたものに金箔があり、
延性を利用したものに金糸などがあります。

1グラムもあれば数平方メートルまでのばすことができ、
長さは同じ1グラムでなんと3000メートルまで伸ばすことができます。

また、
電気抵抗が小さく延性も高いために
コンピュータなどの回路や
その他電子部品の一部としても使用されます。

さらには熱、湿気、酸素、その他ほとんどの
科学的腐食に対して非常に強い耐食性を持つことから
金メッキの用途も非常に多い。

例えば人工衛星の表面や、
高い導電性も兼ねて電子部品の電導体、
コネクタの部品にもこの金メッキが活用されています。

あるいは、
一般的である銀よりも響きが良いということから
管楽器などの材質にも用いられます。

さらには紫外線を防ぐことから宇宙飛行士の船外服
(ヘルメットやバイザー等)にも蒸着されています。

言うまでもなく人々を魅了するその黄金色は外観をよくし、
陶器の世界では“金継ぎ”という技術もあります。

これらの優れた性質を利用して
金歯、演算機器、触媒、癌の抑制治療、コーティング材、
オリンピックの優勝メダル、ノーベル賞の賞品メダルなどなど、
その用途は非常に幅が広いものであります。

【連載企画第63回】金は売り時?買い時? vol.27


■金をリサイクルする意義

金は希少な貴金属だからリサイクルしましょう、
ということでは結局原田氏の言う様に少々困った見え方です。
そこで金をリサイクルする意義というのを紹介していきたいと思います。

1.生産量

はじめから重要なポイントをあげますが、
金は間違いなく“限りある資源”であるということです。


生産量を長期的に見てみるとぐんと伸びているのが解りますが、
短期的に見てみると2001年を峠に2008年まで下がり傾向にあり、
ここ2年ではまた盛り返しを見せています。

諸国が明らかに生産量を減らしている中、
着実にその量を増やしている国があるのが解ります。
中国であります。

中国では、
中国人民解放軍武装警察黄金部隊「摸金」という工作隊がいて、
先進的探査技術をもって新たな鉱床を発見していくのだと言います。

そしてこの世界第一位の産出量を誇る中国は、
自国で生産された金の売却をしないことにした。

中国の戦略はここでは置いておいて筆者が提示したいポイントは、
その現有埋蔵量です。

独立行政法人物質・材料研究機構の発表(2008年1月11日)では、
世界の埋蔵量は42,000トンとされています。

これ以外にも埋蔵があることはあるようですが、
太平洋(海)の下など開発するのに現実的ではないようです。

もちろん、
中国の「摸金」のような特殊部隊がこれから新たに発見していくかも知れませんが、
この42,000トンの数字に大きな違い―例えば倍の80,000トンになるような―が
起こることはまず考えられません。

考えられませんが、
たとえあったとしても80,000トン、その程度なのです。

その“程度”とは、
近年の世界の年間消費量が約2,500トンという数字を見れば
程度が理解できます。

単純計算でもこのまま行けば20年後、遅くても30年後に、
今30代の世代が生きている内に「金が枯渇する時」が来ると
色濃く考えられるのです。

2011年5月30日月曜日

【連載企画第62回】金は売り時?買い時? vol.26


話は二転三転してしまいますが都市鉱山を理解する上にも、
今しばらく原田氏の言葉に耳を傾けます。
以下、原田氏によるインタビューの続きです。

たとえば、「都市鉱山」以外にも、環境問題全般が同じような状況にあると思います。 たとえばレジ袋もそのいい例です。現実には「レジ袋」を削減しただけで、社会全体でどのくらいのCO2が削減されますか? もっと大きなインパクトがある、効果が期待できる削減方法が他にあることは簡単に分かっているはずです。しかし、今の時点ではこの運動が必要なのです。何故なら、本当に大きなもの、社会全体を動かすためには、社会を丸ごとカバーするようなコンセンサス作りがまず必要とされるのです。自分の足下をしっかり見つめ直し、自分の行為が本当に社会に、地球環境に役立っているのか? もっと効果が上がる方法は他にないか? そうやって、徐々に自分の視野を広げ、深く考えていくのが環境問題の本質だと思います。

これは都市鉱山に対する考え方、
といっても良いでしょう。

ここではレジ袋を例にあげていますが、
携帯電話でも同じことが言えそうです。

前述した経済産業省のたんすケータイあつめタイというのも、
どれくらいの貴金属、レアメタルが採れましたか?
と言うと数字的にはそうでもありません。

しかし原田氏の言う「コンセンサス作り」となると、
なるほど、
これほど身近にある都市鉱山は他にはないかも知れません。

レジ袋でも携帯電話でも、
万人が身近と感じられるものからアクションを起こせば、
社会全体の意識づけはよりなされやすいと考えられます。

携帯電話を57万台集めて22kgの金を掘り出したその数字よりも、
携帯電話を通じて都市鉱山というものを意識するコンセンサス作りが、
第一段階としては意義があったのです。

【連載企画第61回】金は売り時?買い時? vol.25


この幕末通貨問題が、
今都市鉱山のレアメタルを通じて再び起こっているのか?
日本は国家レベルの大損失を、またくり返しているのか?

そう思うと危機感と憤りを感じ、
気がついたら原田氏の連絡先を検索していました。

ただ、
今回はこの幕末通貨問題があってのアクションなので、
簡単に文章でまとめて、30分後にはメールで問い合わせていました。

数日後、
ご本人ではなかったが同じく材料・物質研究機構で
原田氏と一緒にやられているというK氏よりお返事をいただきました。
そこで早速、K氏のおられる材料・物質研究機構に伺いました。


結局、
レアメタルが本来の価値よりも安価に流出されている状況というのも、
環境問題上やむなくそうしているようでした。

要は日本国内だと環境汚染に関する規制も厳しく、
廃棄物を処理するにも大変なこと。
その点周辺のアジア国では(日本ほどは)環境問題関係なしにやってしまうので、
そういった廃棄物処理も含めて“丸投げ”してしまっているのが現状とのこと。
それだと、原田氏の言葉にも繋がります。

150年前の状況とは異なるということでひとまずは安堵しましたが、
「レアメタル類に対して定量的な見積が行われていない」
という状況は改善すべき課題でしょう。

少し話がずれてしまいましたが、
その後もK氏とは意見交換をしました。

筆者の話(経産省でした話)を聞いてこんなことを言われておりました。
「それにしても良いネーミングですね。感服しました」

この“良いネーミング”というのも、後述してまいります。

2011年5月29日日曜日

【連載企画第60回】金は売り時?買い時? vol.24


時は幕末、
当時日本は紙幣ではなく周知の通り金、銀が用いられていました。

金の小判一枚(一両)は、一分銀4枚で交換できます(一両=四分)。

この“一分銀”というのがくせ者で、
要は貴金属という価値的(銀の重さ)に言うと
一分の価値もない名目貨幣であることでした。

これは江戸後期、
幕府財政難の対応策だったと言われています。

そんな中、
アメリカという名のジャイアンが黒船を率いてやってきた・・・

つまるところ、メキシコ銀貨を持ってきて
「この銀貨を、同じ重さの日本の銀(一分銀)と交換しろ!」
と大砲を向けて言ってきたのです。

幕府は黒船と大砲が怖かったが、
とにかく一分銀は名目貨幣だから嫌だと主張するも、
ジャイアンは欲しいものは何でも手にいれるのがやり方のようで聞きませんでした。
「国際的には通用しない」の一点ばりだったのです。
そう、大砲を向けて。

そこで、
ジャイアンは3千円分の価値ある一分銀を
わずか千円分の価値しかないメキシコ銀貨で両替させ、
手に入れた一分銀を金で作られた小判と交換し、
それを海外に持ち帰りました。

その小判は海外では貴金属の“金(きん)”として売買され、
当然、その価値である3千円をジャイアンは手にする。

ジャイアンにとって、これほど簡単なことはありません。
1億日本に持っていけば、自国に帰った時には3億になるのです。


“ジャイアン”は、アメリカだけにとどまらず、
このシステムに開国・貿易を約束された列強が群がってきました。

この間、
幕府も抵抗はしてみました。

安政二朱銀という、
国際相場に合わせた平等なるフェアな貨幣を発行したのです。

しかし、
目の前の欲に飢えたハイエナ達は
「条約違反だ!」
などと言って聞きませんでした。
「国際的には通用しない」の一点ばりだったのです。
そうです、ここでも大砲を向けて。

こうして大量の金(きん)が、
日本より海外へ流出されました。

一年に5~6回はこの“ボッタくり両替”の為に往復できたといいます。
ジャイアン、いや、かのハリスもその日記に随分儲けたと記録しています。
アメリカという大国の特命全権大使が言う「随分」とはどれほどの額なのでしょう。

徳川埋蔵金と呼ばれる存在は、
この時に海外に流れていったのではないか、
と個人的には思っています。

というのも、この金の大流出、
どの記事を見ても「大量の金が海外に流出した」と記載があるのですが、
数字を書いているところはどこにもないのです。

【連載企画第59回】金は売り時?買い時? vol.23


続いてこの都市鉱山を追求していくと、必ず行き着く方がいます。
それは都市鉱山のスペシャリスト、原田幸明氏です。

氏は、
独立行政法人物質・材料研究機構の材料ラボ・ラボ長であり、
都市鉱山に精通されている日本の第一人者です。
氏はこのように言われています。

世の中で話題になっている「都市鉱山」の意味と意義ですが、マスコミや報道で取り上げられている部分と私たちが考えている本質には大きな違いがあります。
日本には豊かな「都市鉱山」が潜んでいて、それは私たちが持っている携帯電話の中にある。だから積極的に携帯電話をリサイクルしましょうという話は、それだけで留まってしまうと少々困った見え方です。携帯電話のリサイクルはあくまでも、一部の典型例が取り上げられているだけであり、それが資源リサイクルの問題の本質ではありません。

なるほど、
さすがは研究者レベルのお言葉で話が本質的であるようです。

氏のお話の続きを興味深く読んでいると、
「バカな!!!」
と筆者は思わず叫んでしまいました、再びです。

捨てておけない一文があったのです。

それは、

「現在、製品日本のリサイクル資源は各種スクラップとして海外に輸出されているが、
 そこに含まれるレアメタル類に対して定量的な見積が行われていないままだという」

「国内の都市鉱山資源が、「廃棄物処理」の名のもとに、本来の価値よりも安価に
 放出されている状況も見られる」

というものでした。

反射的に、
ひとつのある歴史的事件が筆者の脳裏をよぎったのです。

それは、「幕末通貨問題」です。

2011年5月28日土曜日

【連載企画第58回】金は売り時?買い時? vol.22


経済産業省に電話をして自分の想いを伝えたところ、
「是非お話を聞かせてください」とのことでアポイントをいただき、
その翌週に経済産業省に伺いました。

私は自分の考えを資料にまとめ、
その想いのすべてをお話しました。

結果、
「上の者に話をあげてみます」とのことで
私の提案は後日の回答となりました。

返答が来るまでの間も、色々なことを考えつつ
その回答を心待ちにしていましたが、
果たしてその回答は私が予想していた通りでした。

「行政の介入する必要性はないとの判断になりました」

新しい(しかも国家レベルの)ことをやるには、
私には無力すぎたのです。

ただ、
その担当者の方は筆者の話を聞いてこんなことを言っておられました。

「そんなことが、あり得るのですか!?」

この“そんなこと”というのは、後述していきます。


■日本の都市鉱山

「都市鉱山」という言葉も、
随分と耳慣れてきたように思います。

まずは読者の皆さんと一緒にこの定義を再度確認してみましょう、
以下ウィキペディアより引用いたします。

都市鉱山(としこうざん、英語:urban mine)とは、都市でゴミとして大量に廃棄される家電製品などの中に存在する有用な資源(レアメタルなど)を鉱山に見立てたものである。そこから資源を再生し、有効活用しようというリサイクルの一環となる。地上資源の一つでもある。

1980年代、東北大学選鉱製錬研究所の南條道夫教授らが提唱したのが最初である。その後、東北大学多元物質科学研究所の中村崇教授らによって、都市鉱山開発のための人工鉱床計画などの構想も生まれた。近年の産業界では、レアメタル価格の暴騰などにより、廃棄された携帯電話やパソコンの部品から希少資源を回収するなどの対策が進められており、都市鉱山という概念が再評価されている。

【連載企画第57回】金は売り時?買い時? vol.21


■使用済み携帯電話の回収事業

「バカな!!!」

2010年3月のあれは何日だったか、
私はある記事を見て驚きました。

それは、
経済産業省が展開した「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」
という事業の結果でした。


期間は3ヵ月間で、全国の回収実施店舗に持ち込めば、
抽選で15万8800名に商品券をプレゼントするという概要です。

目的は、
使用済み携帯電話の回収・リサイクル促進のためで、
都市鉱山に眠るレアメアルを掘り起こして再利用しようというものでした。

さて私が驚いたその結果とは、次の通りです。

 >回収電話数: 56万7056台
 
 この中に含まれる有用金属
  >金: 22kg
  >銀: 79kg
  >銅: 5670kg
  >パラジウム: 2kg

なんと!金が22kg!?

読者の皆さんはこの数字を見てどう思われるでしょうか?
多いのか、それとも少ないのか。
私は、圧倒的に少ないと感じ、驚嘆したのです。

憤りさえ感じたその時、直感的に頭をよぎったのは
「国が(自分に)バックについてくれれば、この100倍は集められる」
ということでした。

何故ならば、これからお話するような、
それだけの意義があるからです。

筆者が憤りを感じたのは他でもありません。
経済産業省、つまり国はこの事業になんと5億円も使っていたのです。
我々の税金を5億円使って集められたのは金22kg、
瞬間呆然としてしまいました。

気がつくと「経産省 電話」とタイプし検索していて、
1分後には経済産業省に電話していました。

2011年5月26日木曜日

【連載企画第56回】金は売り時?買い時? vol.20


こうしたある意味特殊な業界であるため、
「ジュエリー」という話を聞けば高級なイメージがある一方、
「怪しい」というイメージも同時にあることは否めません。

たしかに、
よろしくない業者はいます。

それは、
この業界を考えると今後も絶えることはないでしょう。

それならばいっそのこと私は自分の利益だけを顧みずに、
オープンにしてしまおうと考えたのです。

そうすれば、
我々業者にとっても一般の消費者にとってもフェアになることでしょう。

そして、筆者が利益と離れてお話をする以上、
“ジュエリーをリサイクルする意義”をセールストークとしてではなく、
ありのまま、そのままお伝えすることもできると思ったのです。

街ではすっかり「金、プラチナ買取ります!」の
立ち並ぶ旗印が見慣れてきました。

訪問買取の相次ぐニュースを見ていると、
街の専門店も同類に怪しく思えてしまう。

というのは言い過ぎだとしても、
買取業者がいくらリサイクルする意義を伝えたところで、
所詮買取りたいがためのセールストークのように聞こえてしまう・・・。

これは、
筆者の考え過ぎなのでしょうか?

ともかく、
不用なジュエリーをリサイクルすることは、
実は大変な意義があるのです。

それを後半は伝えていきたいと思います。

【連載企画第55回】金は売り時?買い時? vol.19


それでは今までのお話を簡単にまとめて、
「金、プラチナを高く売るポイント」として
下記に記したいと思います。

1.日本マテリアル(http://www.material.co.jp/shop/)の店舗は行動範囲か確認する。
 →全国に14店舗あるので、行動範囲であれば一番のおススメです。

2.近所に精製工場がないかを確認する。
 →なかなかあるとは思えませんが、もしかすると?

3.御徒町の買取店で、郵送買取をやっているところを確認する。
 →エリア的にも、日本で一番価格競争が高い場所です。

いずれにしろ、確認するのは電話一本で充分です。
確認事項は、

★本日のgあたりの買取価格を聞く。
 (この際、自分の売るものの純度で統一して聞くようにしましょう。
  不明であれば、18金で統一して聞くのがいいと思います)

★買取価格の他に発生する費用があるかないかを聞く。

この2点です。  

店舗や工場までのかかる時間、交通費、郵送買取の場合は送料などのバランスを考慮し、
買取価格は日本マテリアルの価格を100%と想定して、考えれば良いと思います。

さてこのようになんでもかんでも暴露してしまうと
逆にこんな声も聞こえて参ります。

「日本マテリアルを宣伝して、裏でマージンもらっているんじゃないの?」
「苅部さんも買取をやっているはずなのに、何でわざわざ客を逃がすようなことをするの?」

はい。
せっかく同業他社のバッシングを覚悟して勇気を出して暴露しているのに、
こう疑われてしまっては元も子もないので言わせてください。

そもそも、
本連載は利益目的のために書いているわけではありません。
それならば、もっと当社の宣伝をすべきでしょう。

本連載の目的はズバリ、
日本のジュエリーイメージのオープン化にあります。

これは、
業界の人間にしか解らない感覚かも知れませんが、
例えばこの第二部でのお話をすると、
社会問題になるような買取りをする業者がいるために
我々業界全体のイメージが悪くなっています。

ジュエリーというものは価格相場が解りにくい上に、
その価格も高額で上を見ればキリがありません。

また、
モノと言えば天然の産物で
特にこれを扱うのに難しい資格や免許がないのです。
(貴金属買取には古物商の許可が必要)

そのため実績のない新規参入者でも比較的入りやすく、
(こういう言い方は好きではないのですが)
人を欺けやすいといえばそうなのかも知れません。

【連載企画第54回】金は売り時?買い時? vol.18


地金商の他に先ほどから話にあがっているのが、
精製工場です。

これは貴金属を分析、熔解、精製しているところですが、
簡単に言いますとジュエリーなどの貴金属を溶かして、
混合物などを分け、改めて貴金属の塊にするようなところです。

この精製工場でも一般の方からの
買取を行っているところもあります。

ただし、
こういった精製工場は環境問題上地方にある場合が多く、
持ち込みやすい場所になかなかありません。

筆者が取引する精製工場では、
事業拡大で移転の話も出たようですが
法律や自治体の規制などで難しいようです。
その担当者が言っておられました。

「ウチは何十年も前からやっているからいいですが、
 これから新たに精製工場を始めるという企業があっても、
 おそらく認可は降りないでしょう」

このように、
人が集まる場所にないので候補にはなりにくいですが、
たまたま近所にこういった精製工場がある方は
確認してみる価値はあります、なにせ流通の大元なのですから。

さて貴金属の買取事情において一通りお話して参りましたが、
仕組みや流通のフローはこういったように最終的には精製工場にいきます。

田中貴金属や日本マテリアルも精製工場を自社で持っていますから、
この場合同じことです。

街のいたるところに出来ている買取ショップもリサイクル店も、
あるいは訪問買取業者もすべて
精製工場かそれを持つ地金商に売りに行っているのです。

2011年5月24日火曜日

【連載企画第53回】金は売り時?買い時? vol.17


その他にも地金商ならではの高価格を毎日ホームページで
詳細に公表している企業もありますが、
中にはその対応に疑問を持つところもあります。

地金商であるN社に筆者が持ち込んだ時のお話です。

留まっている宝石は返してほしい旨を伝えたところ、
 「キズがついてしまうかも知れませんが」
と店員さん、
それはしょうがないことなので私は了承しました。

すると無愛想にニッパーを取り出し、
石を留めている爪部分のなんと根元から乱暴に切っていくのです。

そのやり方が乱暴なために地金部分である金は四方に飛び散り、
机の下に金の破片が落ちたものもありました。

爪などペンチで曲げれば取れるデザインでしたが、
ニッパー。

たしかにニッパーの方が手っ取り早いので百歩譲っていいとしても、
あのやり方はどう見ても異様で飛び散るのは当たり前でした。

もう見ていられなくなり
 「その乱暴なやり方はどうでしょう?飛び散っているじゃないですか」
と言うと、
店員さんの無愛想な返答に私は驚きました。

 「飛び散ってはいません」

落ちている破片を目の前にしてこの店員さんは何を言っているのか。

 「では、これはなんですか?」
と私は落ちている破片の2、3を指差しました。

すると
 「これくらい、1gにもなりません。
 そもそも、当店では留めてある石を返却することはしていません!」
と言うのがその店員さんの答えでした。

この店員さんは20代の若い女性でしたが何かあったのでしょう、
考えてみれば終始不機嫌でした。

悲しい話ですが、
大きい店舗を構えた御徒町界隈の地金商でも、
このような対応をするところがあるのです。

表示している買取価格が高くても、
対応が悪かったり重量をごまかせられたりしてしまっては、
こちらも気持ちよく売ることができませんので、
このあたりも注意したい点です。

少し話はそれましたが前述した日本マテリアルは、
比較的高い設定をしているこのN社の買取価格を見て
それよりも(若干ですが)さらに高く設定しています。

【連載企画第52回】金は売り時?買い時? vol.16


数字だけを見てみると、
田中貴金属の買取価格は先の表で上位にあった
「御徒町買取専門店」と実はそれほど変わりません。

これは田中貴金属の買取価格が安いのではなく、
逆にそれほど御徒町の競争が激化していることを意味します。

同社は貴金属を精製する自社工場を持ち、
前述したように貴金属を中心とする事業を
幅広く行う金、プラチナのプロフェッショナルです。

並びに7つの直営店を持ち、
全国に50を越える登録店を持つRE:TANAKAという
貴金属のリサイクルサービスを2009年6月に始めました。

店舗を持てば、コストがかかるのは当然です。
それならば、
他社であっても全国にある既存店を「仲間」にする方がよろしい。

販売店とは違って買取は利益(買取価格)が決まっているために、
新店舗を増やすメリットがあまりないのです。
そうせずとも、他社買取店が“まとめて”持ってきてくれるのです。

また、
コスト以外にも重要な問題なのがスタッフによる「盗難」です。
これが、思った以上に多い。
筆者の周りでもこういった事件は何度も聞いています。

その為、
想像する以上に貴金属買取事業で多店舗展開することは容易ではありません。

とにかく、
このように地金商でもさまざまな事業スタイルがあり、
それによってこのハイレベルな地金商同士でも買取価格は
小さいながらも異なってくるのです。

さてそろそろ「日本で一番金を高く売れる店」ということですが、
筆者の解答としては「日本マテリアル(http://www.material.co.jp)」を
第一に挙げます。

日本マテリアルは大手こそありませんが、
自社精製工場を持つ貴金属専門の中堅企業です。

対応も良く、
(地金商では普通ですが)ダイヤモンドも含めて買い取ってくれますし、
希望すれば留まっている宝石も親切丁寧に取り外して返してくれます。

【連載企画第51回】金は売り時?買い時? vol.15


消費者が直接地金商や精製工場へ行かない理由、
それはこれまでお話した流通が知られていないからです。
言い方を変えれば地金商や精製工場の存在を一般の方が知らないためです。

田中貴金属は認知度は高いですが、
特に「金の売り先」としては、まだまだ浸透しているとは言えません。

ただ“知らない”だけで、
多くの人が高く売れるものを安く売っている。
中には、
地方自治体や県民生活センターに相談しに行く程の不安を感じている、
それも老人の方まで!

こうした“流通の大元”と取引する場合、
通常の流通ではある程度の「ロット」が設定されているものです。

それは金額だったり、数量や重さの場合もありますが、
こと貴金属の買取に関しては
相手が流通の大元である地金商や精製工場でもそのほとんどが条件はありません。

つまり、
業者である必要もなく大量に持込することもなく、
一般の消費者であっても(金かプラチナであれば)1gでも買い取ってくれるのです。



さて、
先に田中貴金属であることを“模範解答”といたしました。

同社は前述しましたように伝統があり、
確固たる実績や信用もあって
LBMAより認められ日本で唯一任命された優良企業、
間違いなく日本が世界に誇る貴金属企業であります。

CMなどで認知度もあり、
プラチナでガンダムを作るなどユニークな発想も筆者はファンであり、
これほどの模範解答はないと思いました。

ただ、
この連載が暴露連載である以上、もう少しお話しせねばなりません。

それは、「日本で本当に一番金を高く売れる店」です。

【連載企画第50回】金は売り時?買い時? vol.14


■日本で一番金を高く売れる店

今まで貴金属買取店の色々な業界側のお話をしてきましたが、
この辺りで読者の疑問に耳を傾けたいと思います。

「街にある買取ショップは、買取った金をどうしているのか?」
「表の正味価格で売れるところはないのか?」
「結局、一番高く買い取ってくれるお店はどこ?」

こういった声が以前より聞こえていました。

実はこの3点、
行き着く答えは同じところにあります。

“模範解答”としては、「田中貴金属」があります。

田中貴金属は世界でも有数の貴金属企業であり、
日本では最大手の地金商といって良いでしょう。

1885年の創業以来100年以上にわたる事業は
貴金属・ジュエリーをはじめとして、工業製品の製造・販売、
CMでもお馴染みの金・プラチナ積立といった資産関連商品など、
貴金属をメインに幅広い事業を展開しています。

また、
同社は世界の金市場で最も権威のあるロンドン金市場の
登録認定機関・LBMA(ロンドン地金市場協会)指定の審査員に
日本で初めて任命され、
LBMAが世界で流通する金および銀地金の品質を保証するために行う審査を、
現在でも国内で唯一の企業として担っています。

もうお解りのように街にある買取ショップの多くも、
こうした地金商あるいは直接精製工場へ出すことになります。

言うまでもなくここで地金商に買い取ってもらう価格とは
表の「正味価格」の価格、つまり100%に近い数字となり
ここでの差額が、その買取ショップの利益となるのです。

具体的には、
表の80%で買取価格を提示してきた「東京の買取ショップ」で
筆者があの時自分の指輪を手放した場合、
 
 【正味価格:42,489円(100%)】-【ショップ買取価格:34,000円(80%)】
  
  =【ショップ利益:8,489円(20%)】

という単純計算になるということです。

(買取ショップが持っていく先の地金商、もしくは精製工場により
 100%の価格が若干ですが異なります)

であるのであれば、
一般の消費者もこの地金商、もしくは精製工場へ
直接売りにいけば良いのでは?なぜ行かないのか?

こうした疑問も聞こえてきますが、ここでもその答えは簡単です。

2011年5月23日月曜日

【連載企画第49回】金は売り時?買い時? vol.13


もちろん、
今回の表では一番低価格であった
「東京より1時間の買取専門店」の61.2%、
これより低い価格で設定しているところもあります。

例えば前述しました訪問買取など、
半額(50%)程度で買取価格を設定しているのではないでしょうか。

一日使って訪問する人件費や交通費のコストを考えれば解るように、
訪問買取というスタイルが高く買取れるはずがありません。

その上、
買取をやっていると必ず純度の違うものや偽物が出てまいります。
刻印があっても、それとは違う内容のものがあるのです。
これを判別するのに比重計やX線検査装置などがありますが、
訪問買取ではこれら機械を持ち歩くのは現実的ではありません。

よって、
「もし偽物や純度の低いものを買い取ってしまった場合のリスク」
を当然のように考慮しているはずです。

さらには、(前述しましたように)
実際に訪問買取をする営業マンは
貴金属事業になんの実績もない新企業により
“最近”募集された素人である場合が多いのです(アルバイトも含めて)。
なおさら、買取価格を“おさえて”カバーするしかありません。

一方、
上を見てみると世界相場で商品価格が決まっているために
買取価格の上限も相場に連動してほぼ決まってまいります。

地金商によって多少異なる場合があるといっても
その違いはせいぜい数%程度です。

また、
表には記載はしませんでしたが、
大手ディスカウントストアの買取ブースにいったところ、
「ハンドメイドのジュエリーは査定できません」と断られました。
(筆者のリングは職人さんにお願いして作ったオリジナルジュエリーです)

これは、
先にも述べました偽物や純度の低い貴金属を間違って買取りをしないよう、
予め“怪しい”と思われるものははじめから査定もしない、
というスタイルなのでしょう。

私のリングは間違いなく18金であります。
なるほどディスカウントストアではたしかに大手ですが、
(筆者は好きで個人的にもよく行きます)
「貴金属買取専門店」ではないな、と思わざるを得ません。

とにかく、
もう一度言いますが“商品自体”の価値(世界相場、価格、上限)は決まっています。

それなのに、
こうにも買取価格やサービスにバラつきがある上に
街ではどんどん買取ショップが立ち並び、
口々に「高価買取!」「無料査定!」といった謡い文句を並べてくるので
これではどこが優良店舗か解りづらい。

たしかに、
電話一本でその店のgあたりの買取価格を聞くのが手っ取り早いです。

しかしその前に、
この連載は暴露連載なのです。

「どこのお店が一番高く、確実に買い取ってくれるか」

を暴露していきたいと思います。

【連載企画第48回】金は売り時?買い時? vol.12


上から順に解説していきますと、
一番高かったのは「御徒町買取専門店」でした。

これはご存知の方が意外と少ないのですが、
東京の御徒町とは、
日本で唯一のジュエリー問屋街なのです。

日本の電気街と言えば秋葉原、
と言われるように御徒町は
ジュエリー店やその卸問屋が文字のごとくひしめいており、
自然競争率が激化していてその買取価格も高いということが解りました。

次に大手リサイクルショップがきて、
大手質屋、大手ジュエリー店が続きます。

これら大手企業はいずれも全国に知られる某企業で、
このあたりが一般の(特に高くもなく安くもない)価格設定なのかな、
と筆者は理解しています。

これより若干低い設定では80%という数字になり、
ここまでで一本の“区切り”として私は考えています。

というのも、
よくあるネットショップの「郵送買取」。

これは、
そのほとんどのショップが送料を負担しています。

持参してお店に持っていく交通費と時間を考えれば、
メリットとなる方もおられると思います。

もし査定価格に納得いかなければ、
その返送料も負担しているところがほとんどで、
そうしたリスクを考えると(大きくみれば)この80%までが、
その価格設定をしている(大手に続く)一般のラインかと考えられるのです。

さてここからが「安い」と感じるところなのですが、
東京でも大規模な地下街にたまたまあったジュエリー店、
査定価格は28,818円でした。

この数字は一体どこからきたのでしょう?

例えば御徒町の40,000円は、
買取価格を正味価格の95%で計算し、
端数を切り捨てていることが容易に察せられます。

大手企業店舗の36,000円は85%の切捨てでしょう。
ネットショップは80%の端数繰り上げ、
末尾の26,000円は60%の端数繰上げであろうことが予想されます。

しかし、
この地下デパートのジュエリー店ではどうしてか28,818円、
おそらくは筆者とは別の地金商の価格より算出したのか、
いずれにしてもその価格は他と比べて低いのが解ります。

この他にも何店か調査しましたが、
種類的にはこのような買取価格の開きが実際にあることが解りました。

今回の調査は筆者が個人的に(小規模な)調査をしたものであり、
統計というレベルではありません。

ただし、主要なところは抑えてあるので
ある程度の実態が伺えるのです。

【人間力第58回】注意すべき感情

さて。


まぁ、アリです


勿論、感情とはこれら4つだけではありません。これらが無類の状況の中、複雑に絡み合います。しかし、いま少しこの4つの感情について分析してみるとしましょう。

喜と楽はまだ良い。それだけでプラスの感情と言って良いからです。問題は、怒と哀であります。これを多くの人はコントロール出来ずにおり、自分の世界や可能性を狭めているのではあるまいか。

怒ってはいけない、と言っているのではありません。哀しんではいけない、と言っているのでもない。ただ、その怒と哀という“感情”に、逆にコントロールされないように自己啓発出来るのであれば、随分と世の中が変わってくるのではと考えるのです。

感情に自分の舵を取られてはならない。

自分の道は、自分の心が決めるべきだ。怒と哀の感情に支配されるのではなく、それとうまく付き合い 自分の心が常に感情をコントロールする側になって、自分を見失わない状態に持っていくその精神力を持つ、こうゆう自己啓発はおおいにその人の持つ人間力となっていくことでありましょう。

2011年5月22日日曜日

【連載企画第47回】金は売り時?買い時? vol.11


この“異常”な現状、
もう少し具体的に見てみましょう。

ここに、ひとつのリングがあります。

これは筆者の私物である指輪なのですが、
この指輪を各買取店に行って買取り価格を実際に調査してきました。


まずこちらの指輪、
18金ゴールドで、重さは17.8gあります。

調査当日の買取価格は
ある地金商の価格を参考にしたもので表右上の通りでした。

「小売価格/g」と「買取価格/g」との間に
若干開きがあります。

この差が、
こちら地金商の利益となります。

つまるところ、
この中間である3,281円が
当日の為替レートで円換算した世界相場であろうことが解ります。
(世界相場である金の価格はロンドンで決定され、
1トロイオンス(=31.1034768g)あたりの米ドル建てで算出される)

さらにこれら価格にはポイントがあります。

それは、
小売価格、買取価格ともにキロバー建ての1g当りの価格であること、
要するに純金の金塊の状態でのことなのです。

これが今回の(筆者の)指輪の場合などは溶解し、
再加工する精製コストが発生しますので
この買取価格よりその分割安になります。

その上筆者の指輪は18金の指輪なので、
金の純度も75%となります。

この地金商による精製コストと今回の金の純度を考慮したのが
表右上の「18金買取価格/g」となります。

これに指輪の重さ(17.8g)をかけたものが
当日の正味価格といたしましょう。

すると、図のような結果となったわけであります。

【連載企画第46回】金は売り時?買い時? vol.10


商品に“世界相場”がある。

これを理解するために解りやすい例をあげましょう。

それは為替レートであります。

通常、
我々は海外旅行をする時に円をその旅行先の通貨に両替します。

それは小さな両替商の場合もありますが、
大抵は大手銀行の「EXCHANGE」カウンターで行います。

ある程度の金額を両替する場合は特に、
そのレートが気になります。

毎日変動するのでその日その日のレートもそうですが
銀行によっても異なりますので、
「この銀行よりあっちの銀行の方が、レートが良かった」
ということにもなるのです。

銀行によってレートが違う、
これはもうお解りのように
その銀行の「利益のとり方」が違うからで、
言い方に変えれば“手数料”の違いでもあるわけです。

世界共通の為替相場(為替レート)は
インターネットでも今日では簡単に確認できますが、
その為替相場より各銀行の手数料を差し引いたレートが、
実際に両替できる価格となります。

こういった部分で言えば、
外国為替の「レート」と貴金属の「買取価格」は
同じであると言えるでしょう。

となると買取価格が業者によって異なることは自然なことで、
ポイントはその業者の「買取価格」ということになります。

ただし、
銀行による為替レートとの決定的な違いは、
貴金属の買取業者ごとの価格の違いなのです。

銀行の“ソレ”とは違い、
買取業者が提示する査定価格は業者によって
時には
倍近くの差が生じることもあるのが現状なのです。

【連載企画第45回】金は売り時?買い時? vol.9


■買取業者の手数料

「ジュエルコンシェルジュさんの買取では、手数料はかかりますか?」

ある日こうしたお問い合わせをいただいた時、
瞬間理解できずに正直戸惑ってしまいました。

「手数料?なんのことだろう――」

インターネットで検索してから、
すぐにそのなぞは解けました。

「当店では手数料を一切いただいておりません!」
このように謳っているお店がほとんどです。

一方、
「当店の買取価格計算方法」
としてそのお店の「本日の買取相場」を表示し
「買取相場/g×重さ-手数料(10%)=買取価格」
と表示しているお店も中にはあります。

その他にも、
「査定無料」
「見積もり無料」
「送料無料」
「出張費無料」
など、こうした手数料系がことごとく“無料”であることは
どのようなカラクリがあるのでしょうか。

これを解説するにはもの凄くシンプルで、
つまるところは言い方の違いです。

「○○の手数料は無料」としたところで
どこかでその分を含めた利益をとっているのです。

このような言い方をすると悪く聞こえますが、
買取業者が利益目的の会社(もしくは個人でも)である以上、
仕事をして利益を得ねばなりません。

逆にこの利益がないと社会は成り立っていかないので
ここは健全な部分であります。

それでは、
この部分をどうやって判断するかというと、
これも極めて簡単で、
その業者の「gあたりの買取価格」を確認することです。

それから、
念を押す意味で「その他かかる手数料はないか」を確認すれば良いでしょう。

あらゆる手数料を「無料」にすれば、
その業者は「買取価格」を安くして利益を得るしかないからです。

2011年5月20日金曜日

【連載企画第44回】金は売り時?買い時? vol.8


しかし、
県民生活センターや自治体がいくら「業者の選定」をきちんとしましょう、
と注意を促したところでこの問題が解決するものではありません。

なぜなら、
消費者は選定の仕方がよく解りません。

その業者が実店舗を構えていたら「良い選定」になるのか、
ホームページを見て電話が繋がる大きい企業なら「安心」なのか、
古物商の許可証を確認すれば「問題ない」のか、
と言うとそうでもありません。

では消費者にとって、
いや、この場合もっと具体的に
「貴金属(金、プラチナ)を売りたい人」
にとってどんな業者が一番良いのでしょう?

答えは簡単です。
それは、「一番高く買い取ってくれる業者」です。
これを、この第二部で暴露していきたいと思います。

その前に、
「一番高く買い取ってくれる業者が、良い業者」
という筆者なりの答えに賛成できない方のために、
もしそれが誤解ならそれを解きたいと思います。

世の中にはあらゆる商品に“値段”がついています。
この値段は千差万別で、
例えば同じバーテンダーが作るカクテルでも
居酒屋と夜景が綺麗なホテルのバーでは値段が違ってきます。

それは言うまでもなく、
“雰囲気”という付加価値がついているからです。

これは居酒屋が価値がないというわけではなく、
ホテルの雰囲気が高級志向なものであると言えばいいでしょうか。

このように世の商品には何かしらの
付加価値がついて値段の違いがあるわけです。

その値段に価値を見出せる人がそれぞれの商品を「買う」ことになるのですが、
今回のお話ではその逆「売る」ということになります。

この「売る」ということであれば、
売る側にとっては当然高く売れた方がよろしい。

貴金属を「買う」側、つまり業者にとっても、
その商品(貴金属)に付加価値を求めるものではないのです。

そして最も重要なことは、
貴金属の相場は世界共通で決まっているので、
その商品(貴金属)自体にそもそも高いも低いもないのです。

シンプルに、
その重さがそのまま相場価格になるのですから
そういった意味で、
「売りたい人」にとって一番良い売り先は
「一番高く買い取ってくれる業者」というように考えるのです。

では、その「一番高く買い取ってくれる業者」とはどこなのでしょう。

【連載企画第43回】金は売り時?買い時? vol.7


まず目につくのが
「相談してきたのは20歳代~70歳代の女性」
という点です。

70歳代とはいかがなものでしょうか。

先にも触れましたが、
別のニュースでは80歳代の相談というのも目にしたことがあります。
私がまず、すぐに思い浮かんだのは自分の祖母の顔です。
私の祖母は90歳代で今も健在ではありますが、
皆さんも自分の身内の方を想えばこれはどうでありましょう。

次は「古物商の許可証」であります。

この古物営業法は前述しましたが
古物(中古品)を売買するには警察に申請をし、
申請手数料を支払って(2万円弱)
各都道府県の公安委員会より許認可を得ます。


申請書類には略歴書をはじめとするいくつかの書類が必要ですが、
基本的には申請手数料さえ支払えば誰でも取得できるものです。
つまり、
「古物商の許可証」があったところでこの程度のものなのです。

たしかに、
許可証があることは公安委員会の監視下にあることでもありますが、
強引なたたき買いを抑制するものではないということです。

さて三つ目として重要なポイントを挙げたいと思います。
それは
「貴金属を処分したいときは自分で業者を調べて複数の業者から見積書を取る」
という対策です。

先の愛媛県伊予郡松前町のホームページでは、
「相手がどのような業者なのか慎重に確認すること」
というアドバイスをしています。

要は、「業者の選定」をきちんとしなさい、
ということなのでしょう。

2011年5月19日木曜日

【連載企画第42回】金は売り時?買い時? vol.6


突然家に来て貴金属を低価格で強引に買い取る悪質訪問の相談が山梨県民生活センターに寄せられている。

 契約を破棄しようとしてもクーリングオフの対象ではなく、一度手放すと取り戻すのは困難で、同センターは注意を呼びかけている。

 県内では昨年6月以降、同センターに32件の相談があった。特に今年に入ってから件数が増え、1月~3月に毎月4~7件、4月は9件の相談が寄せられた。

 相談の大半が、男性が突然押しかけて来て「高額で買い取るから、貴金属を売ってほしい。とりあえず鑑定だけでも」などと言って家に上がり込み、「せめてこれだけでも売ってくれないか」と金やプラチナの指輪やネックレス、イヤリングなどを数千円~数万円で強引に買い取る手口。相談してきたのは20歳代~70歳代の女性で、特に40歳代が多いという。

 貴金属の買い取りには古物商の許可が必要。ただ、悪質な買い取りでも許可証を提示するケースが多く、同センターは〈1〉貴金属を処分したいときは自分で業者を調べて複数の業者から見積書を取る〈2〉業者の名前や住所、電話番号を確認し、断る業者とは契約しない――などを対策として挙げている。

 同センターは「貴金属を手放すつもりがなければ、毅然(きぜん)とした態度で断り、家に上げないことが大切」と指摘している。
(2011年5月11日10時09分 読売新聞)


突っ込みどころは満載ですが、それは次回にとっておきましょう。

【連載企画第41回】金は売り時?買い時? vol.5


相談内容をもう一度見てみても、
やはりこれらを“後になって救う”手段がありません。

記載あるようにクーリングオフは適用されず、
そもそもよくある詐欺話のこれは逆で、
相談者は「売った」人なのです。

それから、
個人情報の提示をして不安、という相談もありますが、
むしろ買取業者はこの確認を怠ると法律違反となってしまいます。

それは、
そもそもこの古物営業法というものが、
「窃盗品の売買の防止」と「被害品の早期発見・回復」が
目的とされていることを考えると、
ご理解いただきやすいかと思います。

このように買取業者が“法”を守っている以上、
これを後になって解決する手段はなく、
地方自治体では事前に問題が起きないように注意を呼びかけるしかないのです。

そう考えると、
やはり「自分の身は自分で守る」しかないのか。

私が一概にそう考えたくないのは、
こういった相談が起こりえる「現状」があることからです。

単刀直入に言うと、
強引に買取をしなければこのようなことには絶対になりません。

個人情報提示の不安に関しても、
買取業者がきちんと説明をしていない証拠です。
たとえ買取業者が「説明はした」と弁明しても、
その相手が不安となるようでは伝わっていない、
もしくは理解されてない、いずれにしろ説明が成立してないのです。

一見、法に基づいて考えれば、
「自分の身は自分を守る」ことができていない相談者に非があるように思えますが、
私はお客さん(この場合、相談者)にどういう理由であれ、
不安にさせてしまっていること自体に問題があると考えるのです。

するとこの買取業者はこう言うかも知れません。
「こっちは法律を守り、しかもお客さんの了承を得て買っているのだ!」
いやいや、法律を守れば何をやってもいいのか?
訪問買取もサービスである以上、お客さんに満足してもらわないと成り立ちません。
そのお客さんを不安にさせてしまって、これを問題と言わずに何と言うのでしょう。

こういった問題が今、
日本全国で起こっているのですから、これは同業者としても捨てておけません。
私が知っている限りの情報を、この第二部でも公開したいと思っています。

次に、読売新聞よりニュースを引用します。

【連載企画第40回】金は売り時?買い時? vol.4



【トラブルを避けるための注意点】

 貴金属の買い取りサービスは消費者が業者に代金を支払ってサービスの提供を受ける場合とは異なり、業者による買い取りであるため、訪問による契約であっても特定商取引に関する法律の規制を受けないと考えられており、クーリングオフが難しく、返品を求めても取り戻せない場合がほとんどです。
 古物営業法により、古物営業は公安委員会の許可・届け出が必要です。許可業者かどうか、必ず契約前に確認してください。また、貴金属の売買時に、古物商は売主の名前、住所、職業、年齢などを確認することが義務づけられています。契約については慎重にご判断ください。

(アドバイス)
1、買い取ってもらうつもりがないなら、毅然と断ること
2、一人で業者に対応するのは避けること
3、相手がどのような業者なのか慎重に確認すること
4、買い取り条件など明記された書面をもらうこと
5、なにかあったら消費生活相談窓口や警察に連絡すること


ひとつのポイントは、
自治体が堂々とホームページ上で注意を呼びかけていることです。

これを見た人は、
訪問買取業者に売ることはないでしょう。
暗に、「売らないでください」と言っているようなものです。

実は私の会社でも訪問ではないにしろ、
貴金属の買取は行っております。

業界人としては正直なところ、これほどの営業妨害はありません。

言うまでもなく、
「貴金属の買取」というそのもの自体の強烈なイメージダウンとなっているのです。

2011年5月18日水曜日

【連載企画第39回】金は売り時?買い時? vol.3


さて最近では、
地方自治体が住民に注意を呼びかけていることがあります。

ここでは、
愛媛県伊予郡松前町のホームページより引用したいと思います。

最近、消費者の自宅を訪問し、金やプラチナ等の貴金属を買い取るというサービスに関する相談が、全国だけでなく県内においても寄せられています。

【勧誘方法】

 業者が「不要な貴金属を買い取りしたい」と突然訪問し、査定をしてネックレスや指輪などの貴金属を売るように勧誘します。

【相談内容】

・強引に勧誘を受けて、冷静に判断ができないまま契約してしまった。
・買い取ってもらったが、買い取り価格が安すぎると思い解約を申し出たところ、解約は受け付けないという書面を渡しているのでできないと言われた。
・買い取りの際に、「買取査定申込書」に個人情報(住所、名前、電話番号)を記入したり、健康保険証や免許証の提示を求められたが、悪用されないだろうか   など


相談内容を見てみると、
相談者の方の痛々しい不満な気持が伝わってくるようです。

ただ、
どれも冷静に注目してみると双方が承諾して成る「契約」の後のことですから、
厳しい世の中ではこれらを後になって救う手段はないようです。

これが、
「自分の身は自分で守る」ということなのでしょう。

ただし、
絶対に許せないのはご老人の方、
例えば70歳、80歳といった方から強引に買取る業者です。

極めて悲しいことですが、
ニュースを見ているとそういった事例も
あるのが現実のようであります。

実際に国民生活センターの発表によると、
訪問買取を巡る消費者トラブルの約7割が60歳以上で、
昼間自宅にいる高齢者が狙われています。

続きを見てみましょう。

【連載企画第38回】金は売り時?買い時? vol.2


■金、プラチナの訪問買取業者

「それにしても、すごい」

――昨年(2010年)の、
とある日に男は私に話しかけてきました。

男は筆者の知人ですが、
なんでも求人広告媒体に“貴金属の買取スタッフ”の
募集が乱雑しているというのです。

後日、
街を歩いて目についたフリーの求人広告雑誌を手にとってみると
「それにしても、すごい」
私は心の中で同じ言葉をつぶやいていました。

どこを見ても「買取」「買取」「買取」。
この金高騰のタイミングに貴金属買取事業の新企業が次々におこり、
スタッフを募集しているのです。

「未経験でも月収25万円~!」
「“売る”のではなく“買う”のだから、お客さんにも喜ばれます!」
――給料面を見ても、歩合などもプラスされていて条件は悪くない。

いや、
実はこの現象はもっと以前(2006、2007年頃)から急増していました。
「金・プラチナ買取ります!」といった旗を目印に
買取専門店が街のいたるところに目につく、それであります。

ただその時、
求人広告雑誌で私が目に付いたのは「訪問」という文字。

この時、
“待つ”だけの店舗スタッフから
“訪問”する飛び込み営業スタイルへの変化に遅かれながら気づいたのです。

その時私は知人の言葉を思い出しました。
「今、新企業は営業をどんどん使って手当たり次第に飛び込み買取をしている。
それは、すでに始まっている」

【連載企画第37回】金は売り時?買い時? vol.1

――金価格が高騰している。

金は売り時?買い時?
今、筆者はこのタイトルが適当かどうかを考えています。

解っているのは、
この連載がよくあるように金高騰の行く末を予測するものではなく、
高騰の要因を追求するものでもなく、
ましてや金の価格を裏で操るロスチャイルドのお話をするものでもありません。

そういった“知識”は何度も言うように
インターネットでいくらでも検索できる上に、
今日ではこの「金高騰」に関する本や経済マガジン、
その他メディアでなにかと取沙汰されています。

ならば私は業界の人間として、
あくまでも購入者目線――金を売る場合はその方の目線――に
立って有力な情報(時には暴露話も混ぜながら)を
お伝えできればと思うのです。

それからはじめに断っておきますが、
私は残念ながら投資のプロではありません。

今回のシリーズでは投資ベースの話ではなく、
今、街のいたるところで見る「金、プラチナ買取ります!」の視点から
暴露、いや、書いていこうと思います。

2011年5月17日火曜日

【人間力第57回】楽しみの感情

最後の感情は、楽しみの感情。


この曲は、名曲です。

「たのしむこと。たのしむ対象。また、趣味や娯楽。(広辞苑より抜粋)」

これは喜怒哀楽の中でも、もっとも重要視したい感情でもあります。これが人生の醍醐味なのでしょう。物事を楽しむことが出来れば(いや、別で言えば自分が楽しむことが出来ることを見つけられれば)、その人は非凡な才能を発揮するのかも知れない。というのは、本当に自分が楽しいことであれば、他の人から見れば“苦”であることも、不思議にもそうではなくなってしまうからです。この感情は単に、「楽しい」ということだけではないように考えられます。

2011年5月10日火曜日

【人間力第56回】哀しみの感情

 さて1週お休みしてしまいました、3つ目の感情は、哀しみ。


そうこうしているCOMPLEX復活!


「かなしむこと。悲哀。愁嘆。(広辞苑より抜粋)」

この感情は、人を強くする。前章で述べた失敗とはまた違うものではあるけれど、これまた逃げていては現実逃避となってしまうものであります。人はコレを受止めなければならない。

武田鉄也氏の海援隊が言っているように、「人は哀しみが多いほど、人には優しく出来るものだから」

【日本一周28日目】茨城→東京

 2002年8月10日、夏。

日本一周、この旅が今日で終わる。しかし、その前にすでにアドレナリンが大放出。牛久大仏、であります。世界最強の男の足元で朝日を迎えたのでありました。

太陽の下で見ると改めて、でかい。



このでかさを見て、血が踊らないのであれば、男をやってる意味がないだろう。



なんというインパクト。豪快、且つ豪快。
織田信長もびっくりの巨大さ。
胸のあたりまでエレベータついてますからね。



都内からも見える豪傑っぷりは、どうであろう。


そりゃ、記念撮影もします。


そして、千葉を平定~

海ほたるも、行きました。


そして、そして、、、


最後に日本のキャピタル、東京都を、制覇~

これにて、日本国、47都道府県すべての天下を、平定~

さて、ここからが感動のエンディングです。
下記バックミュージックを流しながらご覧ください。



出発は吾が聖地・神田。
ならばそのゴールも神田かくなる如し。

神田に着くと、そこには花道にて仲間が出迎えてくれました。


賞状、


授与。

【●▲■<↓↓↓エンディング↓↓↓>■▲●】


2002年、7/15東京神田発、8/10東京神田着。

◆名物 
・茶        (静岡県焼津市) 
・松坂牛      (三重県松坂市) 
・和歌山ラーメン  (和歌山県串本町) 
・鮎        (滋賀県大津市) 
・たこ焼き     (大阪府大阪市) 
・讃岐うどん    (香川県高松市) 
・お好み焼き    (広島県広島市) 
・博多ラーメン   (福岡県福岡市) 
・長崎ちゃんぽん  (長崎県長崎市) 
・熊本ラーメン   (熊本県熊本市) 
・沖縄ラーメン   (沖縄県那覇市) 
・ふく       (山口県下関市) 
・吉野とんかつ   (群馬県沼田市) 
・秋田小町     (秋田県秋田市) 
・活いか      (北海道函館市) 
・札幌ラーメン   (北海道札幌市) 
・ジンギスカン   (北海道長沼町) 
・旭川ラーメン   (北海道旭川市) 
・いくら      (北海道函館市) 
・うに       (北海道函館市) 
・かに       (北海道函館市) 
・わんこそば    (岩手県盛岡市) 
・喜多方ラーメン  (福島県喜多方市) 
・佐野ラーメン   (栃木県佐野市) 


◆名所 
・鎌倉大仏     (国宝、日本三大仏) 
・橋杭岩      (天然記念物) 
・潮岬       (本州最南端) 
・琵琶湖      (日本最大最古の湖) 
・清水寺      (世界遺産) 
・三十三間堂    (国宝) 
・金閣寺      (世界遺産) 
・大文字焼、山のみ (京都伝統行催事) 
・東大寺      (世界遺産) 
・奈良大仏     (国宝、日本三大仏) 
・姫路城      (世界遺産) 
・瀬戸大橋     (世界最大の高さ) 
・原爆ドーム    (世界遺産) 
・厳島神社     (世界遺産) 
・関門トンネル   (世界初の海底トンネル) 
・稲佐山      (日本三大夜景) 
・首里城      
・別府温泉 
・毘沙の鼻     (本州最西端) 
・出雲大社     (国宝) 
・鳥取砂丘     (日本最大砂丘) 
・高岡大仏     (日本三大仏) 
・朱鷺 
・大間岬      (本州最北端) 
・函館山      (世界三大夜景) 
・時計台      (国重文) 
・五郎の家     (北の国から) 
・ラベンダー畑   (富良野) 
・哲学の木      
・マイルドセブンの丘 
・ケンとマリーの木 
・宗谷岬      (日本最北端←暫定) 
・ねぶた祭 
・鯔ヶ崎      (本州最東端) 
・日光東照宮、陽明門(国宝) 
・日光東照宮、眠り猫(国宝) 
・日光猿軍団    (おもしろい) 
・鬼怒川温泉 
・牛久大仏     (世界最大、ギネス) 


◆番外編 
<宮崎テレビに映る!> 
宮崎駅で生テレビの収録をやってたので、ちょっとデシャバッテみた。「とどめを刺すのとどめとは身体のどこの部分でしょうか?」との質問に「頭」と返答。答えは喉だった。その後テレビのみんなに一言があったので日本一周の宣伝をした。 

<京都で捕まる!> 
夏だし、空青いし、光合成も兼ねて上半身裸で走ってたところ警察に捕まる。裸は注意だけですんだが、サンダルで罰金6千円。 

<沖縄で追っかけられる!> 
常夏だし、空青いし、我慢できず、光合成も兼ねて上半身裸で走ってたところ警察に追っかけられる。これはマイた。 

<高知で死にかける!> 
外は雨、夜、山道、この3つが揃うと魔物はやってくる。単車は急カーブが終わった所で止まった。街頭も何もありゃしない。雨、夜なので正に真っ暗。そこにトラックが結構なスピードでやってきた。運よく手前でよけてくれたが、ありゃ敵ながらあっぱれ。よく曲がれたもんだ。死なずにすんだので吠えた。生きてたので山に吠えた。 


◆この旅、感動ベスト3 
・1位 鼓童の太鼓  (新潟県佐渡島) 
・2位 函館港まつり (北海道函館市) 
・3位 三十三間堂  (京都府京都市) 


◆special thanks 

・横浜の鈴木さん、のさん、さおりん、夜食ありがとございました。カレーも、、、。 

・静岡の村松さん、おふくろの味、静岡茶、頂きました。おいしかったです。(^^) 

・大津のあずさ、鮎、ごちになりました。あの時は汚くてごめんなさい。 

・大阪の原P-、久しぶりだた。あの笑顔は変わってないよ~(^^)どっちが先に国府に戻るか勝負だぁ! 

・長野のおじいちゃん、おばあちゃん、だからぁ、きゅうりいっぱい持たせ過ぎだって・・・。元気で何より。 

・群馬の吉野、きいちゃん、たっくん、あのとんかつボリュームありすぎっ!何でとんかつ屋なのにラーメンが・・・。今度は皆でイキテぇなぁ・・・。 

・鼓童のイシハラさん、先生、研修生の皆さん、練習中にお邪魔しました。あの力伝わる日本の伝統、和太鼓はほんっと忘れないと思います。これからの活躍、期待してます。 

・函館の丼どん亭の皆さん、ホント色々ありがとうございました。写真送ります。 

・福島の田倉、シャワーありがとう、あんくらい真っ黒になるとシャワーがすごく気持ちいい!今度俺らのEICで行こうって話がでてたよ。 

・佐野のとっしぃ~、ご案内あ~り~が~と~。しかもごちにまでなっちゃって。とっしぃ~との出会いがなけりゃ、佐野ラーメンとも出会わず・・・。 

・横浜のタム、お仕事中、シャワーをごちになり、ありがとさん。毎日暑いが光合成を忘れずに! 

・HPを遊びに来てくれた方、毎日ネットカフェに行くのが楽しみでした。ありがとう。もともとは洗濯機、風呂などを貸してくれる人を募集する為の掲示板だったけど・・・結局知らない人は2だけだったなぁ・・・まっ、いいべ! 

・メール、電話などで応援してくれた方、ありがとう。何とか一度も電池切れにならず(電池2個使用)頑張った。フェリーとか、ネットカフェ、トイレ等コンセントがあったらすかさず充電してたなぁ(^^) 

・忘れちゃいけないのが相棒TW、そしてこのTWを日本一周できる体にしてくれた生沢の西村さん、ホントTWはよく走ってくれました。 

・神田祭会の皆様、あの帰還式、最高だったよ!あんな花道、他にはないだろう・・・。 

・その他、道を教えてくれた人、単車が止まった時心配してくれた人、金をくれた人、写真をとってくれた人等、色んな人がいました。皆さんどうもありがとうございました。 

ж 走行距離 → たぶん11000kmくらい。(←行く前メーター写真とったがブレてた。) 
ж 金 → たぶん25万くらい。 
ж 給油した数 → 数十回 
ははっ(^^)数えときゃよかったね。 

んな訳で無事日本一周から帰って来れました。今回でわかった事、それは人間というもの。一言ではとても言い表せない。日本は広い、色んな人間がいる。そのほんの一部を見たにすぎないが丸はこの東京でもうちょっと刺激を受けたい。んでいつかでっかい人間になりてぇと思ってます。最後まで見てくれましてどうもありがとうございました。 

では最後にこのHP、この旅の題名でもある相田みつをの言葉でしめさせていただきます。 

~世の中の幸、不幸は人と人とが出逢うことからはじまる~

2011年5月1日日曜日

【連載企画第1回】はじめに

私も、この業界に入って早や10年が経ちます。
宝石集散国であり言わばジュエリーのメッカでもあるバンコクで3年間、
ダイヤモンドの世界市場であるイスラエルには1年間在住し、
その他パワーストーンに用いられる水晶系の宝石が圧倒的に安い中国、
世界のファッションが発信されるパリコレのパリ、
もうひとつのダイヤモンドマーケットであるベルギー・アントワープ、
ダイヤモンドが多く採掘されるコンゴ(DRC)なども仕事で周り、
それとなくこの仕事が解ってきたつもりであります。

日本のジュエリーの歴史は、浅い。

その為か、まだまだ消費者の方が“よく解っていない”状態で
ジュエリーを購入されることもあるでしょうし、
また、“本当の話”を知ればもっともっと納得して
ジュエリーを選べる、あるいは楽しむことができると思うのです。

ジュエリー店の店員さんは、嘘を言っているわけではありません。
ただ、“本当”のことを言わないだけなのです。

この連載は、ジュエリーの専門書ではありません。
ジュエリーの専門知識は今日ではインターネットで
いくらでも検索できるでしょう。

業界側にいる人間があくまで消費者の目線に合わせて書くもので、
専門用語も出さざるを得なければ詳細に解説していきたいと思います。
言わば業界の暴露話も織り交ぜていきます。
日本のジュエリー業界より怒られるかも解りませんが、
高級なイメージがある一方“怪しい”イメージも拭いきれない日本のジュエリー業界を、
この度の連載企画でありのままオープンすることにより、
消費者の方にジュエリーをより理解していただき、
少しでもジュエリー産業が盛り上がっていけばと考え、
連載をはじめる次第です。

なお、本連載は今のところ、次のようなお題で進めて参りたいと考えています。

◆ダイヤモンドのスマートな選び方
◆金は売り時?買い時?
◆給料3ヶ月分、あれはウソです。
◆ブランドジュエリーの正体
◆婚約指輪がダイヤじゃなくてもいい訳
◆ジュエリーの値段はいかにしてつくか?
◆ジュエリーを本音で考える

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